この記事は、
- 家の前や近くの道路に犬の糞がいつも落ちていて困っている
- 度々のことでイライラする
- なんで飼い主じゃない自分が片付けないといけないの!?
という方の為に、道路に残された犬のフンの掃除や片付け方、糞尿対策、効果絶大な犬よけ(犬を寄せ付けない方法)をお伝えします。
また、犬を飼っている方で、散歩中に愛犬が柔らかい糞をしてしまい、道路(アスファルト等)について取れない時の対策についても触れていくので、犬の糞(フン)に困っているという方は是非参考にしてみてください。
目次
道路に犬がフンしたらそのままにしておくのはマナー違反と法律違反
歩道を歩いていると、時々、犬のフンが落ちています。
「これ、誰が片付けるんだよ!!」の前に、犬を飼っている人も、飼っていない人も、以下のルールがあることを知っておくと何かあった時に、市役所などに相談できるので、まずは条例や法律など確認しておきましょう。
まず、動物の愛護及び管理に関する条例の一例になりますが、各県や各市ごとに、条例が定められているので、違反すると罰則が科せられる場合があります。(地域によって、内容が異なりますので、お住いの市役所のHPを確認してください)
「船橋市動物の愛護及び管理に関する条例」第6条第2項第2号では、犬の飼い主の遵守事項として、「犬を道路、公園その他の公共の場所において移動し、又は運動させるときは、当該犬が排泄したふんを処理するための用具を携行するとともに、当該ふんは、当該用具を使用して、直ちに当該場所から除去し、当該犬の飼養をする施設に持ち帰ること。」と規定しています。
※「船橋市動物の愛護及び管理に関する条例」が一部改正され、令和3年7月1日からは、犬のふんを除去し、自宅等の飼養施設へ持ち帰るまでが、飼い主の義務として規制が強化されました。
これに違反すると、罰則が科せられる場合があります。
引用:船橋市役所ホームページより
また、犬のフンを道路などに放置する行為は、「軽犯罪法」や「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」にも違反し、犯罪になりますので、飼い主の方は十分注意をしてください。
軽犯罪法第1条第27号
「公共の利益に反してみだりにごみ、鳥獣の死体その他の汚物又は廃物を棄てた者」は、「これを拘留又は科料に処する。」廃棄物の処理及び清掃に関する法律第二条 この法律において「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによつて汚染された物を除く。)をいう。
引用:法令検索
野良犬なら自分で綺麗に片付けるのは難しいですが、飼い主がいる犬の場合、飼い主が片付けないのはマナー違反や法律違反になります。
これらを踏まえた上で、動物を飼っている方は、糞尿の後始末もきちんとしましょう。
家の近くや道路に犬のフン‥‥掃除や片付けは市役所に頼める?
マナー違反や法律違反になるにも関わらず、家の敷地内や近くの目につく道路に犬のフンが落ちていることは多々あります。
このような場合、どこかに電話すれば片付けてくれるのでしょうか…
市役所に電話すれば片付けてくれる?
いつも犬や動物のフンが目につく場所(道路)に落ちている…。飼い主じゃないから片付けたくない…この気持ちはすごくよく分かります。
できることなら、自分は片付けたくないし、誰かに頼んで片付けてくれるのならそうしてほしいですよね。
まずパッと閃くのが、「市役所に電話すれば片付けてくれるのか?」ですが、動物の亡骸は市役所の方が処理してくれますが、動物の糞でわざわざ市役所の方は動いてくれないと思われます。
そもそも、市役所の方もお忙しいはずです。糞でいちいち動いていたら、膨大な時間と手間がかかりますよね。
誰かにお願いして片付けてもらいたいですが、近くの道路などに落ちている犬や動物の糞をどうにかしたい場合、見つけた人が処分するしかなさそうです。
もしくは、雨などで流れるのを待つか…しかないですね。
道路の犬のフンどうする?掃除や片付け方
愛犬のものならまだしも、どこの犬のものか分からない糞を片付けるのはかなり抵抗がありますよね…。
ですが、特に家の前や敷地内にされるとなんとかしないと気分が悪いです。踏んでしまったらそれこそ最悪ですし。
犬のフンの掃除や片付け方ですが、ベストなやり方をご紹介します。
一番ベストな道路の犬のフンの掃除や片付け方
色々な片付け方がある中で、なるべくストレス少なく、物を汚さず、掃除や片付ける方法、それは、ほうきとちりとりで取って捨てる…。
ですが、少し乾燥した糞であれば、この方法で取ることができるんですが、犬がまだ糞したての状態だと、ほうきに糞がついてしまうので嫌ですよね。
上手に取れても取れなくても、糞に触れたほうきやちりとりは、掃除に使いたくない…。
なので、捨ててもいいほうきやちりとりがあると良いのですが…
そんなに都合よくない場合も多いです。
こんな時は、ほうきの先をビニール袋などで巻いて、直接ほうきに糞があたらないようにして、そのままそのビニール袋で包んで捨てるとベストです。
また、新聞やチラシがたくさんあるのであれば、新聞などをちりとり代わりにして、ほうきに巻いたビニール袋に、ちりとり代わりの新聞やチラシと糞丸ごと一緒に入れて捨てると良いですね。
空の牛乳パックや空き箱などをちりとり代わりにするのもいいかもしれません。
犬の散歩中、道路(アスファルト等)に柔らかい糞!どうすればいいの?犬のフン掃除や片付け方
犬がお腹を壊していて、下痢(やわらかい便)が出た…。
我が家も犬を飼っているので分かるのですが、こういう時、アスファルトにつくと、綺麗に取れないのでどうすればいいのか分からないですよね。
犬を飼われている方がこういう時、実際どうしているのか調査してみました。
地面(道路)に落ちる前にキャッチする
ですが、それでもお尻に残ったのが歩いたらポタリとなることもよくあります。
散歩の際には、必ずトイレットペーパーを持っていきますので、とりあえずそれでとれるだけ取って、あとは水で流します。(飲み水を持っていきます。)
ウェットティッシュで拭く
ウエットティッシュなどを持ち歩き、お尻を綺麗にしてから、地面の物体を拭き取り、袋にいれて、持ち帰ります。
犬用のおしりふきを散歩の時に持ち歩いて、犬のおしりを拭いたついでに、アスファルトについた便を拭くということですね。舐めても安心なウェットティッシュがベスト。
砂をかけてから取る
近くに砂がない時は、難しいですが、砂がある場合は、こんな方法もあるんですね~。
犬の柔らかい糞、おすすめの片付け方はこれ
一番多かったのが、散歩の際は、必ずティッシュ(ウェットティッシュ)と水を持って行き、地面を拭いた後に、取れなかった糞は、水で流すというやり方でした。
ただ、地面を一生懸命拭く姿はあまり見られたいものではありません。
そんな時におすすめなのが、購入者の口コミも高評価で、これ一つあれば、柔らかい便の時も、普通の便の時も、手軽に便をキャッチできるフンキャッチャー。
これ一つあれば、道路(地面)を汚すことも、道路を掃除する必要もありませんよ。
値段が安い訳では無いので購入に踏み切れ無かったのですが、ダメでもいいや!と思い購入。もっと早く購入すれば良かった!
うちのワンコは柔らかめの時も多いので、道に直接だと取るのが大変ない事もあり、試行錯誤しながら袋でキャッチしてましたが、これを使うと屈まなくちゃんとキャッチ出来ます!
道路の犬のフン!効果絶大な糞尿対策や犬を寄せ付けない方法
さて、ここからは、家の周りで犬のフンが落ちているのに困っている方に、効果絶大な糞尿対策や犬を寄せ付けない方法をお伝えいたします。
効果絶大な糞尿対策①フン害防止看板をもらう
まず、以下画像のようなフン害防止看板やプレートをもらえることができる市が多いので、取りに行ったりと手間はかかりますが、市役所に問い合わせてみましょう。
お住いの市役所のホームページに、くらし・住まいというカテゴリがあると思うので、その中から探すか、市役所のホームページの検索窓に「犬 フン」など入れると出てくると思います。
ただ、こちらの看板(プレート)をもらう時に、氏名、住所、電話番号、配付枚数及び看板番号を控えられる自治体が多いです。
効果絶大な糞尿対策②フン害防止看板を買う
看板を取りに行くのは面倒、個人情報を控えられるのは嫌!という方は、似たような看板(プレート)を買って、取り付けるのも一つの手です。
数百円のものから、数千円までピンキリですが、あるのとないのとでは大違いだと思うので、困っている方は、まずは看板(プレート)を設置してみてはいかがでしょうか。
効果絶大な糞尿対策③防犯カメラを設置する
こちらも効果絶大だと思いますが、防犯カメラを設置するのはかなり有効ではないかと思われます。
ただ、そうは言っても、防犯カメラは高い。
そこで一つの提案として、「ダミーの防犯カメラ」を設置してみてはいかがでしょうか?
①か②のプレートと防犯カメラ(ダミーでも)があれば、犬を散歩している人の良心に刺さるはずですし、普通の人であれば、その場所でさせないようにするはずです。
防犯カメラがあることが分かると、犬の糞尿対策以外でも、不審者等の防犯に効果があると思います。
本当の意味で、不審者や糞尿被害に困っていて証拠を押さえたいという場合は、本物の防犯カメラの方が良いですが、そうでない場合は、ダミーでどのくらい効果があるのか試してみることから始めるのも、ありですね。
価格もそこまで高くありませんよ。
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犬を寄せ付けない方法
上記の糞尿対策は、人間に対しての対策でしたが、放し飼いや野良犬による糞尿に困っている場合もありますよね。
実際使っている方の口コミを見てみると
- 近所の猫が敷地内に入ってきて、近所トラブルになりたくないので撒いてみたが、堂々と入ってくる…。
という効果がなかったという口コミはありますが、それ以上に、効果があったという口コミが多数見られました。
- 庭や道路沿い、電信柱にふりかけたら確かに犬猫が近寄らなくなったと思います。効果はあると思います。
- 毎日水まいて犬除けにしていたのが全く不要になり楽になりました。効果も比較的ながく続いてくれるので毎日まかなくてもよく手間も省けて助かります。
- 猫来ません。効きます。雨が降っても大丈夫です。
- 猫だけではなく犬にも効果がありました。粉末状で幾分まきにくいですが、節約効果があると思います。
- 効果がありました。アンモニア分解剤(他社製品)でニオイを流してから、こちらを散布したところ、電柱が犬のマーキングで汚れていることがなくなりました。
もっとも、白い粒々がはっきり見えるぐらいに電柱のまわりに撒いているので、飼い主が警戒して犬を近寄らせないのかも知れませんが。 - 今回初めて買いました。犬のフンもされなくなりました。またリピートしたいと思います。
道路の犬のフン掃除や片付け方まとめ
以上、道路の犬のフンの掃除や片付け方、柔らかい便の始末の仕方、糞尿対策についてでした。
まず、犬を飼っている方は、マナーとして、ペットの糞の始末はきちんとしましょう。
その際、山や草むらに投げ捨てるのもNGです。
きちんと自宅に持ち帰り、各自治体のごみの出し方のルールに従って出しましょう(しっかり臭いが漏れないようにビニールなどに包んで燃えるゴミとして出すのが一般的ではあります)
また、犬を飼っていないのに、犬の糞尿に困っている方は、そのままにしておくとストレスもどんどん溜まってきますので、できる糞尿対策からしっかりとしていって、被害を抑えられるようにしていきましょう。
犬を飼っている方はこちらは必須です。
糞尿被害に困っている方はこちら